お葬式日記

さいたまNPO市民助葬会当会代表の想いをつづった日記をまとめました。

そのお話しに感謝です...

この度のお葬式も無事に終了いたしました。

お寺様は私の大好きな先生をご紹介いたしました。

お通夜が終わり、お寺様からお話し(説法)がある場合がございます。

仏教の意義や成り立ちを主にお話しされる場合が多い様ですが、

この先生は、故人様を称え、この悲しい局面をみんなで協力して乗り超えましょう...

そのためには、このようなことが良いかもしれませんねと、「励ますお言葉」が多い先生です。

f:id:josoukai:20180315143640j:plain(写真はイメージです)

死亡日から共にしている葬儀社から見て、深いお悲しみと体力的にも限界のご遺族さまにしてみると、仏教の意義なども大変ありがたいお話しだと思うのですが、あまり耳に入ってこない状況というのが本音のところだと思います。

葬儀に三十数年携わっていますが、大好きな先生が三名、特に懇意にして頂いております。自分のことを乞食だとおっしゃている先生もいます。

お寺の子ではなく、いわゆる在家出身で大学を卒業して永平寺にて修行なされた方です。

私も永平寺や恐山の宿坊で過ごした経験がございます。

私の価値観がすべてだとは思いませんが、一度は体験して見ても良い経験になるのではないでしょうか。

 

私もまだまだ修行がたりません。

生活の中で失敗をすることが多いです。

自分ができることを懸命に努めたいと思います。

合掌。