お葬式日記

さいたまNPO市民助葬会当会代表の想いをつづった日記をまとめました。

年末年始の営業

早いもので、残すところあと数日で本年も終わりになろうとしています。

街なかが気忙しくなってきました。

 

年末年始も、ご不幸ごとはございます。

正月とばかりうかれている場合ではありません。

本年も30日までお葬儀が入っております。

ご不幸に合われたご遺族さまにとっては、正月も関係ありません。

当会も通常体制で臨みます。

ここ数年、元旦に依頼のお電話を頂いております。

通常、斎場は4日から受入開始の場合が多いですが、

例年、7日位まで概ね予約済みの場合が多い様です。

これは、年末にご不幸が発生した方の年越しの予約分と思われます。

ご自宅に安置が困難な場合は、しっかり当会霊安室にて

大切な故人さまをお守りいたしております。

 

気を引き締めて臨みます。

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遠方の病院からのご搬送は...

年末の12月に入り、ご不幸事が多い様です。本日、二喪家さま同時に依頼をいただきました。都内の病院です。

この度は、その病院まで直接お迎えにあがります。

遠方の病院からお引取の場合は、時間のロスも考え、専門の霊柩自動車会社に委託しております。

都内各所に営業所がある東礼自動車さんです。業界では大手の会社です。

もう30年のお付き合いです。

遠方の病院にご入院の方は、事前のご相談を極力お薦めします。

その段取りや連絡をよりスムーズにするためです。

陸運局認可の青ナンバーの車両で、予め料金が定められ安心です。

当会のご葬儀の場合、市内の寝台自動車料金は(20㎞)は含まれていますので、市外実費分のみご負担ください。

不思議なことに、埼玉県は青ナンバーにうるさいのですが、都内では葬儀社保有の白ナンバーが依然として多い様です。

午後20時から午前5時までの間の運行に深夜料金が加算されます。(おおよそ6~7000円位です)

病院出入りの葬儀社の寝台自動車で必要外の費用を払う必要はありません。

大切な故人さまを丁寧にお運びいたします。

 

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書類ミス発生!ご注意ください。

この度のご葬儀に際し、当会で諸手続きの代行をサービスいたしております。

病院(医院)から死亡診断書(死体検案書)の代理受領がありますが、その際に医師の所見ももちろん重要ですが、故人名及び生年月日が記入されています。

この度の間違えは、旧漢字の間違えです。

もう一度、訂正でおもむきます。

その後の、市役所では本籍地の漢字違いで、もう一度遠方の市役所へ差し替えにおもむきます。

人間誰にでも誤りはあります。

お医者さんでも市役所の戸籍係さんでも同じです。

何しろ、当会のチェックで事前に食い止めることが出来たのは幸いです。

事後、書類の差し替えに来て下さいなど、後味の悪いものほどないと思います。

 

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 尚、死亡届は次の役所で行うことができます。

①死亡者の本籍地

②死亡地

③届出人の所在地(住所地や一時滞在地)

また、死亡の事実を知った日から7日以内に届出が必要です。

 

お遺骨、ゆうパックで送れます。

所沢市斎場にて、直送(ご火葬のみ)が終了いたしました。

他県からこの日時に合わせ、二名様電車でお越しのようです。

ご火葬のみでも手抜かりなく当会からは二名で事を進めます。

お別れ~釜入れ~待合い(相続相談)~収骨と不備なく進みます。

ご収骨が終わり、予め当会で用意しておきました、段ボール箱にクッションをかませ

骨壺を慎重に納めます。

喪家様のご希望は、ご火葬後に故郷に郵送にてお送りしたいとのことでした。

びっくりされる方もいますが、郵便局にてお送りできます。

火葬場から当会の車で所沢郵便局までお送りいたしました。

品名に何と書くか戸惑いますが、「骨壺」ワレモノと記入いたします。

初めての方は驚かれる方が多い様です。

広島県まで千円ちょっとでした。

最寄駅までお送りし、別れ際、

これで「ほっとしました」とおっしゃっしていたのが印象に残りました。

喪家様に其々のご事情があろう事と存じます。

骨壺をゆうパックでおっしゃる方もいると思いますが、

これも、ひとつの手段だと思います。

少しはお役に立てたら嬉しいです。

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所沢市斎場からお車で7~8分です。

その後、最寄の西武新宿線航空公園駅まで2~3分です。

 

 

 

 

直葬から海洋散骨まで

所沢市斎場にて直葬(ご火葬のみ)のご葬儀です。

お釜入れの前にお別れ室にて僧侶の読経~焼香~お花入れ~最後のお別れ(柩にお入れしたい物、当会からは、ご飯とダンゴをお持ちしました)お気持ちの整理がつきましたらお釜入れと手順を踏んでいます。直葬だからと言って手を抜くことなく心がけています。

待合中には予め予約を入れておいた相続問題を解決するために行政書士の先生が火葬場までご足労いただきスタンバイです。ご火葬の待合時間が約1時間15分ほどありますので、この時間を利用してご相談を行います。

この度の喪家さまは、海洋散骨を希望なされましたので、散骨の会社の方も収骨後すぐ引き受けいただけるよう火葬場にて待機しています。

当会からも2名対応で手抜かりなく進めています。

葬儀社のなかには、火葬のみの仕事の場合、社員が来ないなどあからさまに手を抜くところもあるようです。

当会にとっては、ご火葬のみの喪家も大切なお客様です。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

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お釜入れの前にちゃんとお時間を取り、最後のお別れをして頂いております。

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気持ちばかり、ご飯とダンゴをお持ちしています。

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2名対応で手抜かりなく同行案内お世話いたします。

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合同委託散骨は月に一度のペースで行っています。

今月は30日か31日(大晦日)の予定です。

終了いたしますと、散骨証明書をご送付いたします。